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C大阪、“新10番”にマケドニア代表FWの獲得を発表。足元の技術に優れたテクニシャン

text by 編集部 photo by Getty Images

アブドゥラヒミ
C大阪に加入したベサルト・アブドゥラヒミ【写真:Getty Images】

 J2のセレッソ大阪は、ベルギー・ジュピラーリーグ(1部)のロケレンからマケドニア代表FWベサルト・アブドゥラヒミを期限付き移籍で獲得したことを発表した。

 契約期間は来年1月1日まで、背番号は「10」に決まった。所属元のロケレンからは数日前から発表されていたが、C大阪からも正式に発表されている。

 年代別代表ではクロアチア代表としてプレーしていた25歳のアブドゥラヒミは、A代表ではマケドニア代表を選択し、12キャップを保持している。昨季はカザフスタンリーグのアスタナに期限付き移籍していた。

 足元の技術に優れたテクニシャンで、積極的なドリブルの仕掛けやチャンスメークを得意としている。カットインしてのミドルシュートや、エリア内に侵入してゴールを奪うこともできる。

 FWブルーノ・メネゲウが中国の長春亜泰に移籍したことで、攻撃陣の穴がひとつ空いていたが、強力なアタッカーをメンバーに加えることとなった。

 オフィシャルサイトを通じ、「私はセレッソ大阪をJ1に昇格させるために来ました。自分の持てる力、全てを出してチームに貢献していきたいです。全力で戦います」と新天地での活躍を誓っている。

 C大阪はJ2第25節を終えた段階で、J1昇格プレーオフ圏内となる3位に位置している。しかし、目標でもあるJ1自動昇格のためには2位以内に入らなければならない。3年ぶりのJ1復帰に向けて、東欧仕込みのテクニシャンは起爆剤となりそうだ。

(データ提供:Wyscout)

【了】

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