レアル・マドリーのラファエル・ヴァラン【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのDFラファエル・ヴァランは、ジネディーヌ・ジダン監督との話し合いで残留を決めたことを明かしている。24日、スペイン紙『アス』が報じている。
カナダ・モントリオールに遠征中のマドリー。この日会見の場に現れた、ヴァランは「ジダン監督と話し合い、残留を決断した。ここには自分が成長を続けるための全てがある。チーム、ファンを愛している。皆、私がカンテラ(下部組織)出身者かのように扱ってくれる」と移籍の噂があったことを封印する。
また、フランス代表のチームメイトでもあるMFポール・ポグバについて「彼は友人だし、移籍の事についても話した。ただ、これは彼の問題であって、私が言えることは何もない」と語り、同じく、代表、クラブでも同僚のカリム・ベンゼマについて「彼はフィジカルコンディションを整えるのに集中している。ハッピーに見えるし、早くプレーしたいようだ」と述べた。
そして、今季もDFセルヒオ・ラモス、ペペとのハイレベルなポジション争いが待っているが、「チームが皆を必要としていることは分かっている。自分のレベルを高めたい。競争は常にいいものだ」と意気込みを語る。
昨シーズン終盤のケガで、チャンピオンズリーグの決勝、自国開催のEURO2016への出場を棒に振り「ネガティブな思い出は過去のものにしたい」と語る24歳のDFは、今季から尊敬するジダン監督が現役時代につけていた背番号5を継承する。今年こそ歓喜の輪に加わりたいとモチベーションは高そうだ。
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