アデバヨール(左)とムンタリ(右)【写真:Getty Images】
セリエA昇格組のカリアリは、偉大なプロジェクトを計画しているようだ。24日にイタリアの『ジャンルカディマルツィオ.com』が報じている。
昨季のセリエBで優勝したカリアリは、大胆な補強を計画している。先月フランスで開催されたEURO2016で優勝したポルトガル代表のDFブルーノ・アルヴェスを今夏にフリーで獲得している同クラブは、チームへ国際経験が豊富な選手を連れて来るために再びフリーで大物の獲得を狙っているとみられている。
1人目はトーゴ代表FWエマニュエル・アデバヨール。かつてアーセナル、マンチェスター・シティ、トッテナム、レアル・マドリーに所属した同選手は、昨季でクリスタル・パレスとの契約を満了。そこでカリアリは、現在無所属で新天地を探している同選手の獲得に乗り出している。
カリアリは中盤にも国際経験が豊富な選手を連れて来たいようで、インテルやミランでプレーしたガーナ代表MFサリー・ムンタリも狙っている。サウジアラビア1部のアル・イテハドと契約を満了した同選手の代理人と継続的に接触を行っており、アデバヨールも担当するその同代理人と来週交渉が成立できる余地があるかどうかの話し合いを行う予定のようだ。
1年ぶりにセリエAの舞台へと戻って来たカリアリ。新スタジアム計画と並行して偉大なプロジェクトを進めているようだ。
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