ホッフェンハイムのエドゥアルド・バルガス【写真:Getty Images】
コパ・アメリカ2大会連続得点王のチリ代表エドゥアルド・バルガスは、恩師ホルヘ・サンパオリ監督率いるセビージャでのプレー願望をコメントしている。23日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
現在、ホッフェンハイムに所属するバルガスだが、母国メディアに対し「サンパオリ監督ともう一度一緒にできたらうれしい。彼はすでに私の事も、私のプレースタイルも分かっている」と答え、チリ代表を2015年のコパ・アメリカ制覇に導いた恩師への想いを語っている。
しかし、「セビージャからのオファーはない。他のチームのオファーはあるが、今の時点ではドイツでプレーし続けねばならないと思っている」と述べるが、「新しい道を探したい。いいオファーを探している」と移籍願望を口にする。
去年、今年と2大会連続でコパ・アメリカ得点王に輝いている26歳のバルガスも、クラブレベルではその得点力を発揮できていない状況だ。ブンデスリーガ初挑戦となった昨季も24試合で2得点と振るわなかった。
バルガスの実力を知るサンパオリ監督にこの想いは届くのか。中盤でもプレーできるバルガスは清武弘嗣にとっても新たなライバル候補となるだけに、日本人ファンにとっても気になるところだ。
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