ホセ・ソサのミラン加入が迫る【写真:Getty Images】
トルコ1部のベシクタシュは23日、MFホセ・エルネスト・ソサがオーストリアでキャンプ中のチームを離脱してイスタンブールへ戻ると発表した。
ソサはテロの頻発や軍事クーデターによって治安が悪化しているトルコを離れたがっており、国内の新聞『ミリィエット』に対し「僕の妻がここにとどまりたがらない。僕はここを出ていきたい」とベシクタシュ退団の意思を示していた。昨季は31試合出場7得点でチームのリーグ優勝に大きく貢献している。
また、ヨーロッパでの実績豊富なソサにはミランからオファーが届いているという。最初に提示された移籍金400万ユーロ(約4億7000万円)のオファーはベシクタシュに拒否されてしまったが、ミランは620万ユーロ(約7億2000万円)まで引き上げて再挑戦しているようだ。
今回の合宿離脱でソサのミラン移籍は現実味を帯びてきた。このまま本格的な交渉に入る可能性もある。攻撃的なポジションならば幅広くこなせるアルゼンチン代表MFが加入すれば、ヴィンチェンツォ・モンテッラ新監督の就任で厳しくなった本田圭佑の立場はさらに悪くなってしまうかもしれない。
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