マンチェスター・ユナイテッドのフアン・マタ【写真:Getty Images】
退団が濃厚とみられていたマンチェスター・ユナイテッドのMFフアン・マタであったが、ジョゼ・モウリーニョ監督はマタを戦力と考えているようだ。22日、スペイン紙『アス』が報じている。
インタビューに応じたポルトガル人指揮官は「マタはこのチームにおり、よく練習している。彼は、私が彼のことをいい選手であると認識していることを知っている。彼はこのチーム内に居場所があるのだ」と述べ、「居心地の悪い選手には8月31日まで移籍市場が開かれている。だが、彼はこのチームでハッピーを感じているだろう」と語る。
そして、「リーグ戦は38試合ある。ヨーロッパリーグに国内のカップ戦もフルで戦いたい。だから、皆に居場所はある。22人で一つのチームなのだ。もちろんマタの居場所もあるのだ」と28歳のMFがチームのパーツの一部であることを述べている。
チェルシー時代には物別れに終わってしまった二人の関係。モウリーニョ監督のマンチェスターUの監督就任で、マタの立場は再び危うくなったと思われていたが、今回の発言ではそうした雰囲気は感じられない。退団が既定路線と思われていたマタに残留の道が見えてきた。
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