イングランド代表監督への就任が決まったサム・アラダイス氏【写真:Getty Images】
イングランドサッカー協会(FA)は22日、同国代表監督にサム・アラダイス氏(愛称:ビッグ・サム)が就任したことを発表した。契約期間は2年間で、2018年にロシアで開催されるワールドカップ(W杯)までとなっている。
現在61歳のアラダイス監督は、これまでボルトンやニューカッスル、ウェスト・ハムなどのクラブを率い、プレミアリーグでは467試合で指揮を執った。昨季はサンダーランドで残留争いに巻き込まれながらも残留圏内となる17位に導いている。
FAの公式発表は以下の通り。
「プレミアリーグのサンダーランドで成功を収めた後、アラダイス氏は2年間の契約にサインをし、これから直ぐに代表監督の任務に就くことになります。イングランド代表チームを率いるアラダイス監督の最初の試合は、9月1日の木曜日にウェンブリー・スタジアムで開催されることが予定されています」
そしてFAは、同日にグレッグ・クラーク氏を新会長に任命した。
アラダイス氏は、この決定への心境をこのように語っている。
「イングランド代表監督に任命されてとても誇りに思っている。それは特に、私がずっとこの任務を望んでいたことは誰もが知っていることだからだ。我々の国に、そして我々の代表チームに値する成功をもたらすために、そしてイングランドを良くさせるためにベストを尽くすつもりだよ。中でも特に人々やサポーターを喜ばせなければならないんだ。国全体に我々を誇りに思わせたい」
イングランド代表は、近年のW杯では結果が出せていないだけにアラダイス監督には大きな期待がかかりそうだ。
【了】