ディエゴ・シメオネの息子ジョバンニ・シメオネ【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督にはプロサッカー選手の息子がいる。そしてその若者は偉大な父親の足跡を追ってセリエAでプレーすることになるかもしれない。21日にイタリアの『ジャンルカディマルツィオ.com』が報じている。
シメオネ監督は、現役時代にセリエAのインテルやラツィオで活躍した。母国アルゼンチンのベレス・サルスフィエルドでデビューした後、当時セリエAだったピサで欧州デビューを飾っている。
そして今、その父親の後を追おうとしているのがリーベル・プレートに所属する息子のFWジョバンニ・シメオネだ。
リーベルの下部組織で育ったジョバンニは2012年にトップチームデビューを果たすと、昨季はレンタル移籍したバンフィエルドで29試合に出場し12得点を挙げた。
昨年開催された南米ユース選手権では得点王に輝く活躍でアルゼンチン代表の優勝に貢献し、来月開催されるリオ五輪の出場メンバーにも選ばれている。
昇格組のペスカーラは、本気でそのジョバンニの獲得を狙っているようだ。リーベルとのクラブ間交渉は順調に進んでおり、セリエA残留を果たした場合に買い取り義務が生じるレンタル移籍という形で正式オファーを提示した。
また、ジョバンニ・シメオネの獲得を狙っていたスポルティング・ヒホンがローマのFWエセキエル・ポンセにターゲットを変えたことで、ペスカーラとの交渉が成立する可能性が高まっている。
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