昨季にユベントスへレンタル移籍したMFフアン・クアドラード【写真:Getty Images】
チェルシーのコロンビア代表MFフアン・クアドラードは、セリエAでプレーすることを希望しているようだ。21日にイタリアの『カルチョメルカート.com』が伝えている。
昨季をユベントスで過ごしたクアドラードは、チェルシーのアントニオ・コンテ監督のお気に入りの選手だ。しかし、プレミアリーグで失敗した経験から同選手は慣れ親しんで来たセリエAでプレーすることを望んでいるようである。
セリエA屈指の俊足を誇るクアドラードの獲得を狙っているチームは、ユベントス、ミラン、インテルのビッグ3だ。ユベントスは、レンタル料も含め2500万ユーロ(約29億円)での買い取り義務付きレンタルで獲得を望んでいるが、3000万ユーロ(約35億円)以下では売却しないチェルシーはそのオファーを断った。
ユベントスはMFマルコ・ピアツァの獲得とMFポール・ポグバの売却が目前となっており、次に目指すのはナポリのFWゴンサロ・イグアインの獲得とされている。そのため、クアドラードへの再オファーは8月以降を予定しているという。
一方ウィングを獲得したいミランは、クラブ売却後に支払う形での買い取り義務付きレンタルで獲得したがっている。特にヴィンチェンツォ・モンテッラ監督はフィオレンティーナ時代から良く知っている選手のため、具体的な調査を行ったようである。
インテルも獲得に関心を示しているが、残り1つの外国人をパルメイラスのFWガブリエル・ジェズスのために残しておくために、今は問い合わせてしかいないようだ。
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