ドルトムント復帰が決定したマリオ・ゲッツェ【写真:Getty Images】
ドルトムントは現地時間21日、バイエルン・ミュンヘンからドイツ代表MFマリオ・ゲッツェを完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2020年6月までの4年間となる。
独メディアの報道によれば、移籍金は2200万ユーロ(約26億円)とされている。ゲッツェは2013年夏までドルトムントに在籍しており、3年ぶりに古巣復帰となった。
ゲッツェはドルトムントの下部組織出身で、2010年にトップチームに昇格。日本代表の香川真司らと強力攻撃陣を結成し、2010/11と11/12シーズンのリーグ2連覇を達成した。
その後、2013年にバイエルンへ移籍。ライバルクラブへの移籍ということで批判も浴びていたが、公式戦通算114試合36得点24アシストを記録して3度のリーグ優勝をもたらした。
また、2014年ブラジルワールドカップ決勝のアルゼンチン戦では延長戦に劇的なゴールを決め、ドイツ代表を優勝に導いている。
今夏のドルトムントは主将のマッツ・フンメルス(バイエルン)やヘンリク・ムヒタリアン(マンチェスター・ユナイテッド)ら多くの選手が他クラブに移籍している。
主力退団が相次いでいたドルトムントだが、ゲッツェの復帰は5年ぶりのリーグ優勝に向けて大きな戦力となりそうだ。
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