『フットボールサミット第10回――内田篤人が愛される理由。』、おかげさまで大変好評をいただており、本日重版出来!!となりました。購入しようかどうか迷われていた方、本屋さんに行ってもなかった方のために、本文を少しだけ紹介します。
本誌掲載の本人、チームメート、恩師など関係者の言葉を紹介!!
本誌では、本人はもちろんのこと、チームメートや恩師など多くの関係者の方々に内田篤人について語って頂きました。
ここでは目次を元に少しだけ紹介したいと思います。
「静かに戦い続ける意味―ドイツで磨かれる内田の感性に迫る」(了戒美子)
――乾選手と対面しました。
内田 うちのボランチが『ヘルプに行く』って言ってたから、ある程度相手に中に行かしちゃえば、ひっかかるかなと思ったけど、意外に(ヘルプが)来てなかった。前半最初の方は、まあしょうがないかと。でも、どうしても左サイドバックの上がってくるタイミングが良かった。(右サイドでプレーする)ファルファンに守備をさせるとかわいそうだし。ファルファンを生かすためにも僕がなるべく2対1でも守る形をつくりました。
「吉田麻也が語る内田篤人が愛される理由―親友だけが知っているウッチーの素顔」(藤井重隆)
――いわゆるサッカー観も似ている点が多いんでしょうか?
吉田 僕はあまり自分のサッカー観については話したりはしないですけど、ウッチーが話すことには共感できる部分は多いです。お互いDFなので、相手にやられた場面について話すことは多いし、お互いに割り切っている。これをやられたらしょうがない、みたいなところもある。ウッチーはJリーグの時からずっとトップレベルでやっているし、シャルケでもそう。
そのレベルに自分もついていけるようにという課題は常に自分に科しているし、ウッチーもそれは感じてくれていると思う。高い要求もしてくれるんで。レベルアップできると思いながらやれているので僕は良いですけど、向こうはどう思っているかは知らないです。もしかしたら、シャルケだったらもっとこうやってくれるのにな、と思ったりしているかもしれないですけど、僕にとってはそれもすごく良い。