手倉森誠監督【写真:Getty Images】
リオデジャネイロ五輪に臨むU-23日本代表は19日、千葉県内でトレーニングを行った。
Jリーグ組はシーズン真っ只中ということもあり、「彼らは今、回復するだけで十分。向こうに行ったらアジリティとパワーというところは適度に入れこめればいいなというイメージ」と手倉森誠監督は話す。
日本時間7月31日にはU-23ブラジル代表と国際親善試合を戦う。A代表のエースであるネイマールを擁するカナリア軍団との手合わせは、手倉森ジャパンにとって大事な試金石となる。
「1回そこで自分たちのスピードとパワーっていうのを確認できればいいなと。通用するのであれば、いい状態ということ。少し後手を踏むようなら、初戦の戦い方を少し工夫しないといけないかなと思う」
リオ五輪に向けて必勝祈願や願掛けはしたかと問われると、指揮官は笑みを浮かべながらこう話した。
「仙台の大崎八幡宮。毎年行くんですけど、最終予選の前にも行かせてもらって、その時も大吉だった。今回も大吉。目標達成してから人に妬まれるのを気をつけろと(笑)」
国宝に指定された社殿を持つ同神社への参拝を済ませた指揮官。オーバーエージも3人フル活用し、万全の体制でブラジルに乗り込むつもりだ。
(取材:元川悦子)
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