レスターでスカウト部門を務めていたスティーブ・ウォルシュ【写真:Getty Images】
レスター・シティのスカウト部門として働き、数多くの有望選手を発掘してきたスティーブ・ウォルシュ氏が、エバートンに移る可能性が高くなった。19日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。
同紙によると、エバートンはウォルシュ氏の招聘に動いていたが、1度レスター側に拒否されていた。しかし、ウォルシュ氏がプレストンに住む家族の近くにいたいとの希望を出したため、レスターはその要望を受け入れ、エバートン側と合意に至ったとのこと。契約が成立すれば、エバートンは少なからず同氏の契約解除金を支払うことになりそうだ。
ウォルシュ氏はこれまで、ジェイミー・ヴァーディやリヤド・マフレズ、エヌゴロ・カンテなど当時は無名だった選手を発掘している。その功績が認められ、今年5月には2018年までレスターとの契約を延長していた。しかし、今度はエバートンのもとで有望選手の発掘を行うことになりそうだ。
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