バレンシアのポルトガル代表MFアンドレ・ゴメス【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは、ヨーロッパ中のビッグクラブが獲得を狙っているバレンシアのポルトガル代表MFアンドレ・ゴメスの獲得レースに一歩有利な位置にいるようだ。18日付け『ムンド・デポルティーボ』が報じた。
22歳のA・ゴメスはスペイン国内外で高い評価を受けている注目株。マンチェスター・ユナイテッドやチェルシー、さらにはバルセロナがポルトガルの逸材獲得に強い興味を示している。
それらのクラブはすでに一度オファーを出し、バレンシア側は拒否していると言われているが、それはA・ゴメスをマドリーへの移籍させるためではないかと噂されている。
マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長はバレンシアのオーナーであるピーター・リム氏と非常に仲が良く、さらに古くから付き合いもあって親しい関係にあるジョルジュ・メンデス氏がA・ゴメスの代理人であることから、やはり第一候補はマドリーではないかというのだ。
しかしバレンシアはマドリーにもA・ゴメス移籍金である6500万ユーロ(約76億円)を要求しており、マドリーは有利な立場ではあるというだけで特別な待遇を受けるわけはないようだ。
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