アーセナル加入に近づいているロブ・ホールディング【写真:Getty Images】
イングランド2部のボルトンに所属するU-21イングランド代表DFロブ・ホールディングが、アーセナル移籍に近づいている。英紙『デイリー・メール』など複数のメディアが”獲得に近づいている”と報じており、獲得発表は時間の問題と言えるかもしれない。
アーセナルはこれまでに3度のオファーを提示してきた。1度目は75万ポンド(約1億500万円)、2度目は120万ポンド(1億6800万円)、そして3度目は200万ポンド(約2億8000万円)のオファーを提示し、ようやくボルトン側に受け入れられたとされている。
ホールディングは7歳の時にボルトンのアカデミーに入り、2013年にU-18ボルトンからU-21ボルトンに昇格した。1度ベリーFCに移籍したが、再びボルトンに復帰している。そして、2015年7月にボルトンのトップチームに昇格した。
今年5月に行われたトゥーロン国際大会にU-21イングランド代表として出場し、グループステージでU-23日本代表と対戦している。グループステージを突破したイングランドは決勝戦でU-20フランス代表と対戦し、2-1の勝利をおさめて優勝していた。
クラブでも多くの試合に出場し、シーズン終盤には主力に定着。その活躍が認められてクラブ年間最優秀選手にも選ばれていた。かつてボルトンで活躍したイングランド代表DFガリー・ケーヒル以来の逸材とも言われており、ファンからの期待度も高い選手だ。
ホールディングのアーセナル移籍が決まれば、グラニト・ジャカ、浅野拓磨に次いで今夏3人目の補強となる。即戦力になるかは不明だが、今後の成長を見越した若手選手を獲得するあたり、アーセナルらしい補強と言えそうだ。
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