ユベントスへの移籍が迫るMFピアツァ【写真:Getty Images】
今夏、移籍市場を席巻しているユベントスがさらなる大物を獲得したようだ。17日付のイタリアの『カルチョメルカート.com』が報じている。
現地時間17日にクロアチアリーグ第1節が行われ、ディナモ・ザグレブが3-1でロコモティヴァ・ザグレブとのダービーを制した。先発出場したクロアチア代表の新星マルコ・ピアツァは、サポーターからスタンディングオベーションを浴びて61分に交代している。
現在ピアツァの獲得交渉を行っているのがユベントスだ。同選手とは年棒200万ユーロ(約2億円)での5年契約ですでに個人合意しており、明日からクラブ間合意を目指すことになるとみられている。移籍金は約2500万ユーロ(約28億円)で基本合意しているようで、後は支払方法だけを決める段階のようだ。
代理人も「マルコがユベントスへの加入を選んだのは、4年間も彼のことを追い続けて詳しく知っているクラブだからだ」と移籍が近いことを認めている。
ピアツァは試合後に「スタンディングオベーションに感動したよ。小さい頃からディナモを愛している僕にとって交代時に受けたこの拍手は、僕のキャリアで一番最高な瞬間だった。ありがとうみんな、この日を一生忘れない」とフェイスブックに写真付きで別れの挨拶をしている。
今夏にミラレム・ピアニッチ、ダニエウ・アウベス、メディ・ベナティアの3名をすでに獲得し、さらにはゴンサロ・イグアインやガブリエル・バルボサの獲得も噂されているユベントス。まさに悲願のチャンピオンズリーグ制覇に向けて本気モードだと言えるだろう。
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