インテルのFWイカルディ【写真:Getty Images】
前線に多くの負傷者を抱えるアーセナルは、日本代表DF長友佑都が所属するインテルのエース、FWマウロ・イカルディの獲得に乗り出す気のようだ。17日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。
イカルディは、現在クラブと契約更新の問題で揉め、その去就が注目されている選手だ。同選手の妻であり代理人でもあるワンダ・ナラ氏が、約束していた契約更新になかなか動かないクラブと一悶着を起こしており、「多数のクラブからオファーを受け取っている」と移籍を示唆する発言もしている。
現在イカルディは、アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインを放出した場合の代役として考慮しているナポリやアトレティコ・マドリーにも狙われているようだが、その争奪戦にアーセナルも参戦したようだ。
アーセナルは、ひざを負傷して長期離脱をしているFWダニー・ウェルベックに加え、先月行われたコパ・アメリカでチリ代表FWアレクシス・サンチェスも予想以上に深刻な怪我を負ったために前線に大問題を抱えている。そこでクラブと騒動を起こしているイカルディに照準を定め、来週にロンドンで同夫人と会う約束をしたようだ。
将来のインテルとアルゼンチン代表を担うFWとして期待されているイカルディ。果たしてクラブと和解できるのか、それとも今夏に移籍することになるのか、今後の展開に注目が集まりそうだ。
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