レアル・マドリーのマルティン・ウーデゴー【写真:Getty Images】
レアル・マドリーの17歳のMFマルティン・ウーデゴーの処遇を巡り、ジネディーヌ・ジダン監督とフロレンティーノ・ペレス会長の間に新たな対立が生まれるかもしれない。17日、スペイン紙『アス』が報じている。
この17日から始まるマドリーの北米ツアー。その参加選手の中にはノルウェー人のMFウーデゴーの名前も含まれている。しかし、この人選はペレス会長による現場干渉と現地メディアも見ており、ウーデゴーを未だトップチームの戦力と考えていないジダン監督はこれの決定を快く思っていないということだ。
2015年の冬のマーケットで、当時16歳でマドリーに加入したウーデゴーは、昨シーズンはマドリーのBチーム、レアル・マドリー・カスティージャでプレーし、38試合に出場、1ゴールという成績だった。
先日も、カルロ・アンチェロッティ元マドリー監督が、ウーデゴーの獲得はペレス会長によるマーケット活動であったと暴露しており、今回も同会長によるパフォーマンスをジダン監督は受け入れざるを得ない状況になったということだ。ペレス会長の現場干渉が、ジダン監督との間に新たな対立の火種を生む可能性も大いにありそうだ。
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