ハメス・ロドリゲス【写真:Getty Images】
すでに3人の新戦力を迎えているマンチェスター・ユナイテッドは、4人目の補強に向けて動き出している。英紙『デイリー・メール』は、ハメス・ロドリゲスが次なるターゲットであると報じた。
ジョゼ・モウリーニョ監督は就任会見でスペシャリスト4人の獲得を明言していた。すでに守備陣に若手DFエリック・バイリーを、新たな得点源にズラタン・イブラヒモビッチを、そして崩しの切り札としてヘンリク・ムヒタリアンを確保している。
そして4人目がハメスになるようだ。コロンビアの至宝はクラブで居場所を失っており、レアル・マドリーはブラジルから将来を嘱望されるガブリエル・ジェズス獲得に迫っているため立場は厳しくなる一方だ。
スペイン紙『マルカ』も16日発行の一面に「プレミアリーグがハメスを誘惑する」との見出しをつけてイングランド移籍の可能性を特集している。
ユナイテッド移籍を成立させるにあたってネックとなるのは移籍金だ。マドリー側は6700万ポンド(約93億円)を要求しており、多くのクラブにとっては高いハードルとなる。それでもモウリーニョ監督はリーグ制覇に向けてフロントに妥協を許さないだろう。
もしハメスの移籍が決定すれば、オールド・トラフォードでイブラヒモビッチ、ムヒタリアン、ルーニーら豪華メンバーとの競演が実現する。彼らが持てる力をしっかりと発揮すればユナイテッドの奪冠も夢ではない。
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