インテルが狙うジョアン・マリオ【写真:Getty Images】
日本代表DF長友佑都が所属するインテルは、スポルティングCPのポルトガル代表MFジョアン・マリオを驚異の裏技で爆買いするようだ。14日にイタリアの『カルチョメルカート.com』が伝えている。
J・マリオは、先日開催されたEURO2016で優勝したポルトガル代表メンバーの背番号10番だ。今大会で素晴らしいパフォーマンスを披露して注目を浴びていたことからも、インテルの筆頭株主となった蘇寧グループが、サポーターへのプレゼントに同選手を選んだようである。
現在同グループの会長である張近東氏と仲介人であるキア・ジョオラビシアンが率先して獲得交渉を進展させている。同会長は、ファイナンシャルフェアプレー制度を考慮し、蘇寧グループ下にある江蘇蘇寧が移籍金を支払い獲得し、インテルへフリーでレンタル移籍させるつもりでいるようである。
しかし、イタリアの『ジャンルカディマルツィオ.com』によると、中国の移籍市場が15日に閉まるにもかかわらず、未だにスポルティングCPとは合意に至っていないようだ。蘇寧グループは約4000万ユーロ(約47億円)で取引を成立させるつもりのようだが、これからはまさに時間との戦いとなるようである。
移籍市場最終日のドタバタ交渉。果たして新オーナーは、サポーターに挨拶代わりのプレゼントを届けることができるだろうか。注目が集まる。
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