PSGのSDに就任したパトリック・クライファート氏【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)は、元オランダ代表のパトリック・クライファート氏がスポーツディレクター(SD)に就任したことを発表した。14日にクラブ公式サイトが伝えている。
クライファート氏は、現役時代にアヤックスやバルセロナで活躍。ユース時代から過ごしたアヤックスでトップデビューをすると、そこでほぼ全てのタイトルを総なめにした。引退してからはアシスタントコーチやユースチームの監督を務め、母親の故郷であるキュラソー島代表の監督も務めている。
PSGのSDに就任したクライファート氏は、ゼネラルディレクターのジャン=クロード・ブラン氏とパートナーシップを組み、そしてチーム指揮官のウナイ・エメリ監督の仕事を支えることになるようだ。その上、クラブの親善大使も兼任することになる。
クライファート氏は、「私は、スポーツディレクターという大任を務めるためにパリ・サンジェルマンのような欧州のビッグクラブに迎えられて極めて光栄に思っている」とその心境を語った。
「私は厳しく、そして野心を持って私の使命を果たしたい。ハイレベルのサッカーを私に教えてくれ、これまでずっと私に信頼を示してくれたクラブであるアヤックスに感謝している」
オーナーのナーセル・アル=ヘライフィー氏は、「心から嬉しい」と言ってクライファート氏をクラブへ迎え入れたようだ。
今季に贅沢な資金で大幅なチーム改革を予定しているPSG。そのためにも、クライファート氏が一体どのような選手を連れて来るかに注目が集まりそうだ。
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