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元エバートン監督のロベルト・マルティネス氏【写真:Getty Images】
イングランド代表の新監督候補の1人と名前の挙がっているスペイン人監督のロベルト・マルティネス氏だが、現時点で本人にその気はないようだ。14日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
昨シーズン途中、エバートンの監督を解任されたマルティネス氏は、イングランド代表新監督候補に挙げられていることについて「私はこの国のリーグ、サッカー協会といい関係を持っている。10年間休むことなく監督業を行ってきた。エバートンでやってきたことに非常に満足しているが、今は休みたい」と語っている。
そして、EURO2016でのイングランド代表については「非常に厳しかった。誰もこういう結果を予想していなかった。議論を行い、変革をする時だろう」と述べ、「若くて優秀な選手が多くいる。彼らが、1966年のワールドカップ優勝以来示していない、勝者のメンタリティを育てていく必要がある」と続けた。
43歳の若き名将は「選手、監督として22年間この国でやってきたことはアドバンテージになる」と述べながらも、「家族とゆっくりしたい」と現時点での監督業への復帰は否定的だ。次にチームを指揮するマルティネス氏を見るのはいつになるのだろうか。
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