元シンガポール指揮官のベルント・シュタンゲ氏【写真:Getty Images】
2018年ロシアW杯アジア2次予選までシンガポール代表を率いていた68歳のベルント・シュタンゲ氏が、同代表を退任後に監督業から退く考えを示した。14日に独メディア『フランクフルター・ルントシャウ』が報じている。
同メディアによると、シュタンゲ氏はすでに3年間率いたシンガポール代表監督から退いておりフリーの状態となっていた。まだ次の所属先が決まっていない中、同氏は監督業から引退する考えを明かしている。
「私はもうすぐ70歳になる。私が再び何かを行っていたら、星になってしまうだろうね。私は残りの人生で、最近会っていない友人のもとを訪れることを望んでいるよ」と語り、別のことに時間を使うことを明かした。
シュタンゲ氏はかつて、オマーン代表やイラク代表、ベラルーシ代表など、約40年間に渡って多くの代表チームやクラブチームを率いていた。昨年6月には日本代表と対戦し、粘り強い守備で0-0の引き分けにしている。
一時は日本よりも上の順位にいたが、結果的にグループ3位で終わっていた。それでもシンガポールサッカー協会(FAS)はシュタンゲ氏が退任する際に、オフィシャルサイト上で感謝の意を示している。
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