元フランス代表のカリム・ベンゼマ【写真:Getty Images】
フランスサッカー協会のノエル・ル・グレ会長は、FWカリム・ベンゼマの代表復帰の可能性について再度言及している。13日、スペイン紙『アス』が報じている。
あと一歩というところでEUROの優勝を逃したフランス代表。次は2018年のワールドカップへ向けての挑戦が始まる。ル・グレ会長は、チームメイトの脅迫問題で代表から遠ざけられているベンゼマの代表復帰について、改めて「ベンゼマは代表から永久追放されたわけではない」語った。
また同会長は、「いつも彼がいいプレーヤーだと思っていた。しかし彼をグループに加えるかを決めるのは代表監督なのだ」と代表復帰がデシャン監督の手に委ねられていることを述べた。係争中の脅迫問題については「時間が必要だ。どうなるか見守らねばならない」と述べている。
EUROを棒に振ったベンゼマだが、大会中はツイッターを通じ、代表を応援するメッセージを発信するなど、代表への思いが消えたわけではない。再びトリコロールのユニフォームに袖を通すチャンスは与えられるのだろうか。
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