中国代表【写真:Getty Images】
代表チームの強化を目指す中国で、来年1月から国際サッカー連盟(FIFA)公認の国際大会「中国杯」が開催されることになったようだ。13日にスペイン紙『マルカ』が報じている。
同紙によると、FIFAから承認を得た国際大会を2017年1月から中国で毎年開催することになったとのこと。ワンダ・グループ(万達集団)がトップスポンサーを務める大会で、ヨーロッパなどから3チームほど招待するようだ。まずは計4チームで行い、将来的にはコンフェデレーションズ杯に匹敵する計8チームで行う予定としている。
ワンダ・グループのトップを務める王健林氏は中国一の大富豪と言われており、アトレティコ・マドリーの株式20%を所有している。今年3月にはワンダ・グループがFIFAとスポンサー契約を結んでおり、両者の関係が深まっている。
中国スーパーリーグでは、欧州リーグで活躍した選手を獲得するなどして、リーグのレベルアップに繋がっていた。中国は2050年までに世界に誇るサッカー大国を目指しており、近いうちに日本代表を脅かす存在になるかもしれない。
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