ヴォルフスブルクに所属するアンドレ・シュールレ【写真:Getty Images】
日本代表MF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントは、ヴォルフスブルクのドイツ代表MFアンドレ・シュールレを獲得するようだ。12日付のドイツ紙『ビルト』が報じている。
ドルトムントは、今季これまでチームを支えて来た多くの主力選手を放出してきた。その上さらに主力放出の噂もされ、まさに“草刈り場”と揶揄されているほどである。しかし同クラブは、先日マンチェスター・ユナイテッドへ移籍したMFヘンリク・ムヒタリアンの代役を見つけたようだ。その選手がシュールレのようである。
ドルトムントは、シュールレを獲得するためにヴォルフスブルクと約20日間交渉を行っていたようだ。そして最近になって同選手が移籍を受け入れたことで、取引が成立したようである。
移籍金は未だに明らかにはされていないようだが、約3000万ユーロ(約34億円)の取引になるとみられているようだ。後は正式発表を待つだけとなっているようで、来週中にも発表されることになるようである。
25歳のシュールレは、ドルトムントを率いるトーマス・トゥヘル監督がマインツ時代にデビューさせた選手だ。同選手は、昨年の2月にチェルシーから約1年半ぶりにブンデスリーガへ復帰し、完全移籍したヴォルフスブルクで昨季は41試合に出場して12得点を決めている。
これまで多くの主力を失って来たドルトムント。FWマルコ・ロイスも怪我で失っている中、シュールレの移籍は悲しい思いをして来たサポーターにとって吉報となりそうだ。
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