セビージャに加入するガンソ【写真:Getty Images】
日本代表MF清武弘嗣が負傷で離脱したセビージャだが、早くも新トップ下を確保している。12日、スペイン紙『アス』が報じた。
清武は右内転筋を損傷し、全治3~4週間の離脱を強いられていた。この結果レアル・マドリーとのUEFAスーパーカップへの出場も危ぶまれている。一方でサンパウロは現地時間の12日にブラジル代表MFガンソがセビージャに移籍することを発表したとのこと。移籍金は950万ユーロ(約11億円)とみられている。
ガンソは2005年に15歳でサントスに加入。次世代のブラジル代表の背番号10番と期待された逸材だったが、度重なる負傷でブレイクを逃した。それでも2011年にはサントスの一員としてクラブ・ワールドカップに出場。ネイマールを擁する同チームのトップ下として攻撃を指揮した。
近年は負傷を克服し、出場はなかったものの背番号7番としてコパ・アメリカにも招聘されている。清武が負傷離脱したこともあり、インテルへと移籍したエベル・バネガの代役として活躍に期待が集まりそうだ。
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