アーセナルでキャリアを終えたかったヴィエラ氏【写真:goal.com】
元アーセナルのパトリック・ヴィエラ氏は、古巣アーセナルが今シーズンのプレミアリーグを制するとは考えていないようだ。同氏は、悪い内容の試合で勝つことができないからだと理由を説明している。
現在マンチェスター・シティのU-21チームの監督を務めているヴィエラ氏は、アーセナル時代に3度、タイトルを獲得した。
アーセナルは2005年のFAカップを最後にタイトルから見放されており、ヴィエラ氏は苦しい試合でも勝ち点3を手にする力はないと語る。
イギリス『デイリー・ミラー』にヴィエラ氏は、「アーセナルはファンタスティックなフットボールをしている。しかし、悪い内容でも試合に勝たなければいけない時がある。今のところ、アーセナルにその力はないと思う」と指摘している。
「リーダーの不在が原因かもしれない。彼らにはトニー・アダムス、マーティン・キーオン、ソル・キャンベルがいない。彼らは、ピッチ内外でリーダーになれる選手だった」
ヴィエラ氏はまた、アーセナルを離れた理由について以下のように述べている。
「カップ戦のファイナルがラストゲームになるとは思っていなかった。移籍はまったく考えていなかったんだ」
「クラブは、私を残すために戦うことも、残留を求めることもしなかった。その前の年は、レアル・マドリー移籍が目前だった。クラブ間ではまとまっていたけど、私はアーセナルでキャリアを終えたかったんだ」