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イタリア代表FWペッレ、中国移籍で年俸が6倍に。世界5番目の高給取りに一躍ランクイン

text by 編集部 photo by Getty Images

ペッレ
中国の山東魯能に移籍したイタリア代表FWグラツィアーノ・ペッレ【写真:Getty Images】

 イタリア代表FWグラツィアーノ・ペッレは、中国に移籍したことで世界トップクラスの高給取りの仲間入りを果たしたようだ。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

 フェリックス・マガト監督率いる山東魯能は、サウサンプトンからペッレを獲得。その直前にはニューカッスルからセネガル代表FWパピス・シセも獲得しており、わずか数日間で2人のプレミアリーグの選手を手中に収めている。

 ペッレがサウサンプトンで受け取っていた年俸は推定で250万ユーロ(約2億8500万円)程度とされていたが、中国移籍後の年俸は1500万ユーロ(約17億1000万円)にまで跳ね上がるという。

 これはレアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウドに次ぐ世界でも5番目の金額で、マンチェスター・ユナイテッドのズラタン・イブラヒモビッチをも上回る。

 なお、トップ10のうち3選手が中国リーグ所属の選手である。かつてJリーグでもプレーしたブラジル代表のフッキは、いまや世界2番目の高給取りとなった。

 ペッレはイタリア代表として今年のEUROにも出場。グループステージ初戦のベルギー戦と決勝トーナメント1回戦のスペイン戦でゴールを挙げて勝利に貢献していたが、PK戦にまでもつれ込んだドイツとの準々決勝ではPKを外してしまい、イタリアは敗退となっている。

▼世界の高給年俸トップ10
1.リオネル・メッシ(バルセロナ) 2000万ユーロ(約22億8000万円)
2.フッキ(上海上港) 1980万ユーロ(約22億5720万円)
3.ネイマール(バルセロナ) 1900万ユーロ(約21億6600万円)
4.クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリー) 1700万ユーロ(約19億3800万円)
5.グラツィアーノ・ペッレ(山東魯能) 1500万ユーロ(約17億1000万円)
6.ガレス・ベイル(レアル・マドリー) 1490万ユーロ(約16億9860万円)
7.ズラタン・イブラヒモビッチ(マンチェスター・ユナイテッド) 1450万ユーロ(約16億5300万円)
8.エセキエル・ラベッシ(河北華夏) 1400万ユーロ(約15億9600万円)
9.アンヘル・ディ・マリア(PSG) 1150万ユーロ(約13億1100万円)
10.チアゴ・シウバ(PSG) 1100万ユーロ(約12億5400万円)

【了】

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