カルロ・アンチェロッティ監督(左)とジョゼップ・グアルディオラ監督(右)【写真:Getty Images】
昨季限りでバイエルン・ミュンヘンの監督を退任し、今季からマンチェスター・シティで指揮を執るジョゼップ・グアルディオラ監督は、自身の後任であるカルロ・アンチェロッティ監督にメッセージを残して去っていったようだ。独紙『ビルト』が伝えている。
これまでミランやレアル・マドリーなどのビッグクラブを率いて数々のタイトルを獲得してきたイタリア人のアンチェロッティ監督は、現地時間11日にバイエルンで就任会見を行った。
同紙によれば、“ペップ”・グアルディオラ監督は、バイエルンオフィスのマネージャールームに置かれたホワイトボードに「尊敬の念を込めて、カルロの幸運を祈っているよ!」とイタリア語で書かれたメッセージを残していったのだという。
このメッセージに、アンチェロッティ監督は「彼は“幸運”というイタリア語と頭文字を書いた。とても嬉しいよ。私たちは良い関係にある」と感謝の言葉を述べている。
語学力に長けるグアルディオラ監督は現役時代にブレシアとローマでプレーしており、イタリア語も堪能。名将から名将へ、粋な“置き手紙”が渡されていたようだ。
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