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イブラ、マンUでは“王子”に!? カントナ氏が歓迎「ここには王は1人しかいない」

text by 編集部 photo by Getty Images

イブラ
マンチェスター・ユナイテッドに加入したズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドの1人であるエリック・カントナ氏が、今季に加入したFWズラタン・イブラヒモビッチを歓迎した。10日に英メディア『ユーロスポーツ』が報じている。

 “キング”の愛称で親しまれているカントナ氏は、1992年から1997年までユナイテッドに在籍した。その間にFAカップとの2度の2冠を含め4度のリーグ優勝を経験している。

 そのカントナ氏は、「ズラタンに個人的なメッセージを伝えたいんだ。君は“赤い悪魔
”(ユナイテッドの愛称)へ加入することを決めたが、それは君にできたベストチョイスだ」とイブラヒモビッチへ歓迎の挨拶をした。

「君がシアター・オブ・ドリームズ(オールド・トラッフォードの愛称)を歩けば、ストレトフォード・エンド(ウェスト・スタンド)の前でゴールを決めれば、スタンドから君の名前が叫ばれているのを聞けば、君の心臓が飛び出すほど強く鼓動すれば、彼らが君を愛する以上に彼らを愛す感情に駆られれば、きっとかつてそこにいたレジェンドたちの霊を肌で感じることだろう。友よ、その時になってようやくここが君のマイホームとなったことに気付くはずだ」

 そして、ユナイテッド伝統の7番を付けて活躍していたカントナ氏は、「ズラタン、最後に1つだけ言っておく。マンチェスターの王には1人しかなれないんだ」と告げると、「君がもし望むなら王子になれるかもしれない。もし興味があれば7番は君の物だ。これが私からの歓迎の挨拶だよ。王はもういない。王子の時代が長く続くことを祈る」と加入を歓迎している。

「王のように来て、レジェンドのように去る」と残してパリ・サンジェルマンを退団したイブラヒモビッチ。しかし、ユナイテッドではまず“王子”としてキャリアを始めることになりそうだ。

【了】

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