EURO2016【写真:Getty Images】
現地時間10日にフランス代表とポルトガル代表のEURO2016決勝戦が行われたが、この試合中にエッフェル塔近くにあるファンゾーンでサポーターと機動隊が衝突していたようだ。10日にフランス紙『レキップ』が報じている。
ファンゾーンには大型スクリーンが設置されており、スタジアムに入れなかった人々がそこでパブリックビューイングを楽しめるようになっていた。しかし、同紙によると、中に入れる定員は9万人と決められていたが、その人数に達する前に機動隊が封鎖。
入れなかったファンが激怒し、バリケードを乗り越えて侵入しようとしたが機動隊が催眠ガスを噴射し、立ち入りを禁じた。そのためファンは発煙筒などを投げつけるなどしたため、一部が燃えたようだ。最終的に沈静化したものの、EURO2016の最後まで問題が発生する事態となってしまった。
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