EURO初優勝を決めたポルトガル代表【写真:Getty Images】
現地時間10日にEURO2016決勝戦が行われ、ポルトガル代表は延長戦の末にフランス代表を1-0で下し、EURO初優勝を果たした。グループステージでは3戦3引き分けの勝ち点3となり、グループ3位となったが、成績上位チームとして決勝トーナメント進出を果たしている。
今大会は出場枠24チームに増えたため、グループ3位でも成績上位であれば次に進むことが可能となっていた。ポルトガルはそのルールを活かし、決勝トーナメントに進出。ラウンド16では、クロアチア代表を延長戦の末に1-0で下した。
続く準々決勝ではポーランド代表と対戦し、またも90分間で決着がつかなかったために延長戦に突入。さらにPK戦にまでもつれ込んだ末、ポルトガルが勝利をおさめている。準決勝では、これまで快進撃を続けていたウェールズ代表と対戦し2-0の勝利をおさめた。今大会6戦目にして、ようやく90分間で勝利をおさめている。
そして決勝戦。またも一進一退の攻防戦となり、90分間で決着がつかず。延長戦の末にポルトガルが1-0の勝利をおさめ、EURO初優勝を成し遂げた。7試合戦った中で、90分間で勝負を決めたのはわずか1戦だけ。ポルトガルの粘り強さが発揮された大会となった。
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