ミランの元暫定監督を務めたブロッキ氏【写真:Getty Images】
昨季ミランで暫定監督を務めたクリスティアン・ブロッキ監督はフロントが自身を信頼しなかったことを嘆いている。10日、イタリア『ジャンルカ・ディマルツィオ』が報じた。
ブロッキ監督は昨季途中よりミランの暫定監督に就任。しかし、チーム状況を好転させることはできずに順位を一つ落とし、ヨーロッパリーグ出場権を失った。また、コッパ・イタリア決勝ではユベントスに敗れチームは無冠に終わっている。
今季よりセリエBのブレシア指揮官に就任することが決まったブロッキ監督。ミラン時代については「ミランには感謝している。しかし、私は信頼を感じることはできなかった」と不満を述べた。
ブロッキ監督についてはシルビオ・ベルルスコーニ名誉会長は続投を望んだものの、アドリアーノ・ガッリアーニCEOが新監督の招聘を希望しヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が就任した形だ。ブロッキ監督はガッリアーニCEOについて「全員に好かれることはできないよ」と語っている。
三年連続UEFA大会出場を逃しているミラン。モンテッラ新監督の手腕に注目が集まっている。
【了】