ドーピング問題に巻き込まれていたママドゥ・サコ【写真:Getty Images】
UEFA(欧州サッカー連盟)が、リバプールに所属するフランス代表DFママドゥ・サコのドーピング問題について、取り下げる決定をした。9日に英紙『デイリー・スター』が報じている。
3月17日のヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦マンチェスター・ユナイテッド戦後にドーピング検査が行われ、サコから陽性反応が出た。そのため、30日間の出場停止処分を言い渡されている。しかしその後、脂肪燃焼系のサプリメントに含まれる成分によって陽性反応が出たとされ、禁止リストにも入っていなかったと報じられている。
同紙によると、UEFAが声明を発表し、これ以上の処分を行わないことを発表したとのこと。再びプレーすることが可能になったサコは「ようやく終わって嬉しく思う。時間はかかったが、僕は間違ったことはしていないと確信していた。再びプレーするのが楽しみだよ」と語り、今回の決定を喜んでいる。
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