ルーカス・ポドルスキ【写真:Getty Images】
トルコの強豪ガラタサライに所属するドイツ代表FWルーカス・ポドルスキは、まもなく中国へと向かうようだ。トルコ『フォトマック』が報じた。
現在31歳のポドルスキは2012年のアーセナル移籍後から低迷が続き、インテルへの期限付き移籍を経て昨季からガラタサライに在籍。1シーズンで30試合出場13得点の活躍を見せて復活を遂げると、ドイツ代表としてEURO出場も果たした。
しかし、ガラタサライのドゥルスン・オズベク会長は「彼は中国へ移籍するだろう」と語り、主力の退団を容認する姿勢を見せた。ポドルスキに対しては、同じドイツ人のフェリックス・マガト監督率いる山東魯能から関心が寄せられている。
現役ドイツ代表ストライカー獲得を目指す山東魯能は移籍金1000万ユーロ(約12億円)を用意しているという。中国超級リーグの外国人枠は7人(うち1人はアジア枠)となっており、人員整理をする必要はない。
山東魯能の前線には現役ブラジル代表のFWジエゴ・タルデリやアルゼンチン代表経験のあるFWワルテル・モンティージョ、元サンパウロのブラジル人FWアロイジオが登録されている。中盤から後ろにもブラジル代表のMFジュシレイとDFジウがおり、ポドルスキが加入すればその豪華さは確実に増す。
近年豊富な資金力を活用して欧米からビッグネームを買いあさっている中国クラブ。これまでは南米系の選手が多く移籍してきたが、現役ドイツ代表の参戦でヨーロッパ人の移籍も加速してくかもしれない。
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