ミランの本田圭佑【写真:Getty Images】
ミランの日本代表FW本田圭佑は、新戦力がやってくることになれば退団が近づくことになるかもしれない。伊メディア『カルチョメルカート.com』が報じている。
セリエAに昇格したペスカーラからFWジャンルカ・ラパドゥーラの獲得に成功したミランは、続いてディナモ・ザグレブに所属するクロアチア代表MFマルコ・ピヤツァの獲得も間近となっている。すでに獲得オファーは提示しており、選手からの回答を待っている状態のようだ。
仮にピヤツァ獲得が成功した場合、本田は売却される選手の候補のひとりになるという。本田は度々、ミラン残留を希望しながらもクラブが自身の売却を決断する可能性はゼロではないと発言している。
同メディアは、エバートン、ウェストハム、ストーク・シティのプレミアリーグ勢に加えて、日本代表DF酒井宏樹も加入したマルセイユも本田に興味を示していると伝えている。
マルセイユは過去に数々のタイトルを獲得してきたフランス・リーグ1屈指の名門だが、近年は財政難が続いており、この夏にも主力選手の退団が相次いでいる。
本田とミランの契約は残り1年となっているため、財政難に苦しむマルセイユでも比較的安価な移籍金で獲得できるとみられる。
しかし、最終的な決定は先日就任したヴィンチェンツォ・モンテッラ新監督の決定次第のようだ。
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