フランス代表のアントワーヌ・グリーズマン【写真:Getty Images】
フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが2得点を決める活躍でチームを決勝に導いた喜びを語った。7日にイタリア紙『ラ・レプッブリカ』が報じている。
現地時間7日にEURO2016の準決勝が行われ、フランス代表が2-0でドイツ代表を下した。この結果、開催国フランスが16年ぶりに決勝進出を果たし、決勝でポルトガルと対戦することが決まっている。
決勝進出を決めたことについて尋ねられたグリーズマンは、「今僕らは最高な瞬間を体験しているよ」と試合後に第一声を発すると、「僕らが決勝に進めたのはグループのおかげなんだ。僕らは良いコンディションにあるからカップを掲げられるよう願っている」と喜びを語った。
その決勝戦では、5月に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝で対戦したクリスティアーノ・ロナウドと再対決を行うことになる。
あの時のリベンジを果たしたいグリーズマンは、「CLの決勝よりも僕らのホームであるここでプレーをする方がきっともっと難しいはずだよ」と開催国フランスの方が有利だと語った。
この試合で2得点を決めたグリーズマンは、今大会合計6点目を決めて得点王となり、元同国代表のミシェル・プラティニ氏が9得点を決めた1984年のEURO以来の快挙を成し遂げている。
その母国の英雄と比較されていることについて、「まだプラティニまでは遠いね。だけどいつか彼のレベルに近づいてみたいよ。母国全体が応援してくれているんだ」と照れながら話した。
母国開催の今大会で絶対的な主役となってるグリーズマン。決勝戦でも再び主役になれるかどうかに注目が集まる。
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