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独仏決戦。グリーズマンを警戒するGKノイアー「1対1に非常に強い」

text by 編集部 photo by Getty Images

マヌエル・ノイアー
ドイツ代表のマヌエル・ノイアー【写真:Getty Images】

 EURO2016もいよいよ準決勝。フランスとの大一番を控え、ドイツ代表のGKマヌエル・ノイアーは、FWアントワーヌ・グリーズマンをはじめとするフランス攻撃陣への警戒を公言している。5日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 ノイアーは、フランスの攻撃陣を「グリーズマンだけではなく、カウンターのうまいプレーが他にもいる」と述べるが、中でも「グリーズマンは1対1が非常に上手い。そして、ポール・ポグバにも同じく備える必要がある」と警戒を露わにしている。

 さらに「オリビエ・ジル―もエリア内で非常に危険だ。ヘディングが強く、ボールを我慢して待てるし、体の使い方も上手だ」ともう一人のFWの名前も挙げ、「うちのCB陣には非常に厄介だが、全く未知の相手でもない」と続けた。

 また、4-2-3-1と3-5-2を使い分ける戦い方には、「GKとしての私の仕事は4バックでも、3バックでも同じだ。フランス戦にもベストのフォーメーションを選択するだろう。それは監督が分かっている」と30歳の守護神はコメントしている。

 先のイタリア戦では、バスティン・シュバインシュタイガーがピッチに投入されるや、キャプテンマークを彼に渡す一幕も見られたが、「マークを渡しても、私の役割は変わらない」とリーダーの自覚は変わらない。次戦は、FWマリオ・ゴメスはじめ、多くの主力選手の欠場が確定、あるいは噂されているが、それでもドイツにはノイアーがいる。20年ぶりのEURO制覇に向け、絶対的守護神が必ずやフランスに立ちはだかることだろう。

【了】

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