鹿島からアル・アインに移籍したカイオ【写真:Getty Images】
J1の鹿島アントラーズは5日、ブラジル人MFカイオがUAEのアル・アインに完全移籍したことをオフィシャルサイトで発表した。
すでにアル・アイン側からは現地時間2日に発表はされていたが、3日遅れて鹿島からも発表されることとなった。
鹿島のオフィシャルサイトを通じ、カイオは古巣のサポーターに対して感謝のメッセージを残している。
「これまで、皆さんの声援に応えるためにピッチに立ち、感謝を胸にプレーしてきました。今回の移籍を受けて悲しんでくださった方々には、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
しかし、チームメイト、スタッフそしてクラブの皆さんから最後に温かい言葉を掛けていただいたので、前を向いてクラブを離れることができます。当然、心残りはあります。いつの日か鹿島に戻り、チームに恩返しができるようにしたいです。これから新たな道を進みますが、私はこれからもアントラーズという素晴らしいクラブを応援し続けます」
カイオは2011年に千葉国際高校に留学するため来日。卒業後は鹿島に加入し、これまでのプロキャリアの全てを鹿島で過ごしている。
日本一筋でプレーしてきたカイオには将来的な日本代表入りも期待されていたが、第二のプロキャリアは中東でプレーすることとなった。
今年1月にはサンフレッチェ広島FWドウグラスもアル・アインへ移籍しており、Jリーグはわずか半年間で2人の外国人選手を引き抜かれることとなった。
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