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W杯でも“小国躍進”が見れる? 2026年より出場枠40ヶ国へ拡大か

text by 編集部 photo by Getty Images

ジャンニ・インファンティーノ会長
W杯の出場枠変更を示唆したインファンティーノ会長【写真:Getty Images】

 FIFAワールドカップ(W杯)が2026年より本大会出場枠が40ヶ国に増えるかもしれないようだ。2日付けのドイツ紙『ビルト』が報じている。

 現在のW杯では、1998年フランス大会以降本大会に出場する出場チーム数は32チームとなっている。しかし国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長は出場枠を40ヶ国に拡大したいようだ。

 欧州の大部分のサッカー連盟が出場枠拡大に反対する立場をとっているにもかかわらず、FIFAは10月に行われる理事会で2026年大会から出場枠を拡大することに関して議論をするつもりのようである。

 インファンティーノ会長は「考えとしては新形式となる2026年大会から始めたい」と語った。そして、「現在選手たちを含めたサッカーに携わる世界中の者たちと話をしているところなんだ。数多くのチームに参加するチャンスを与えたいし、多くの者たちに本大会へ出場する夢を見させたい」と説明をしている。

 現在予選は6つのFIFA傘下の地域連盟ごとに開催されている。追加される8チームは、それら6つの地域連盟ごとに1枠ずつ追加され、最も重要な欧州サッカー連盟(UEFA)と南米サッカー連盟(CONMEBOL)にさらに1枠追加されることになる可能性が高いようだ。そしてオセアニアサッカー連盟には1枠与えられるかもしれないとイタリアメディアの『スポルト・メディアセット』が伝えている。

 EURO2016では、今大会から本大会の出場枠が拡大されて5チームが初出場している。初出場のウェールズ代表やアイスランド代表の躍進を見れば、W杯でも同じようなことが起こり得るかもしれない。

【了】

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