活発な動きをみせる移籍市場【写真:Getty Images】
いつになく活発な動きをみせているサッカー移籍市場。今夏これまでに支払われた10名の高額移籍金額の合計は、既に3億8150万ユーロ(約433億5000万円)にも上るようだ。2日付の伊紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。
今夏現時点での移籍金最高額は、ゼニトから5500万ユーロ(約62億5000万円)で上海上港へ移籍したFWフッキの移籍金だ。その次に高い移籍金は、ボルシア・メンヒェングラートバッハからアーセナルへ移籍したMFグラニト・ジャカの4500万ユーロ(約51億円)である。3位はサウサンプトンからリバプールへ移籍したMFサディオ・マネの4100万ユーロ(約46億5000万円)となっている。
4位はマルセイユからチェルシーへ移籍したFWミチ・バチュアイの4000万ユーロ(約45億4000万円)。5位はビジャレアルからマンチェスター・ユナイテッドへ移籍したDFエリック・バイリーの3800万ユーロ(約43億)だ。
6位はベンフィカからバイエルン・ミュンヘンへ移籍したMFレナト・サンチェスの3500万ユーロ(約39億7000万円)。ボルシア・ドルトムントからバイエルンへ移籍したDFマッツ・フンメルスの移籍金も同額である。
8位はドルトムントからユナイテッドへ移籍したMFヘンリク・ムヒタリアンの3150万ユーロ(約35億8000万円)。9位はローマからユベントスへ移籍したMFミラレム・ピアニッチの3100万ユーロ(約35億)であり、10位はレアル・マドリーがFWアルバロ・モラタをユベントスから買戻すために支払った3000万ユーロ(約34億)だ。
この他にもズラタン・イブラヒモビッチがマンチェスター・ユナイテッドに加入し、サンフレッチェ広島のFW浅野拓磨がアーセナルに移籍した。未だ7月上旬だが、印象的な移籍が多数成立している。果たしてこれらを上回る高額移籍がこれから実現するだろうか。期待が高まる。
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