ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
なかなか調子が上がらない中でも、EURO2016ベスト4まで進出してきたポルトガル代表。それでも、クリスティアーノ・ロナウドはじめ選手たちはサポーターとの交流を楽しむなど、チームの雰囲気は良好なようだ。3日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
現地3日(日)の練習後、ロナウドは練習施設の外へ出て、ファンサービスを行い「今日はファンに感謝をしたくて外へ来た。まだ何も勝ち取っていないが、準決勝、決勝へと全てをぶつけるつもりだ」とコメントし、「引き続きサポートをお願いします。非常に光栄です」と多くのファンが集まる中でコメントした。
もちろん、一番人気のロナウドであったが、ポルトガル代表のユニフォームとロナウドの帽子を着用した、車いすの少年のシャツにサインを書き、会話を楽しむ一幕も見られたということだ。その後もロナウドとチームメイトは集まったファンにサインや写真撮影に応じるなど、リラックスモードの時間を過ごした。
90分間で未勝利という、エンジンがかからないままベスト4まで勝ち上がったチーム。そしてロナウド自身も、EUROの最多ゴール記録にあと1点というところで足踏みが続くが「大事なのはチーム」という姿勢をアピールする。この日のファンとの交流は、ウェールズとの4強決戦に向けての最高の気分転換になったのではないだろうか。
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