フットボールチャンネル

ドイツ、EURO今大会3度目のPK戦制す。”世界屈指のGK対決”はノイアーに軍配

text by 編集部 photo by Getty Images

ドイツ代表
勝利したドイツ代表【写真:Getty Images】

【ドイツ代表 1-1(PK戦:6-5) イタリア代表 EURO2016 準々決勝】

 現地時間2日にEURO2016の準々決勝が行われ、ドイツ代表はイタリア代表と対戦。PK戦までもつれ込む接戦となった末、ドイツがイタリアを下し準決勝進出を決めている。

 前半はお互いにスコアが動かない拮抗した状態が続いた。54分にはドイツのトーマス・ミュラーがシュートを放つもイタリアの選手にブロックされてゴールを決めることができない。

 イタリアの堅い守備に苦しんだが65分、ようやくスコアが動く。ドイツはGKからのロングボールをつなぎ左サイドから攻めると、最後はヨナス・ヘクトルの折り返しをメスト・エジルが押し込んで先制点を決めた。

 その後もドイツのペースが続くが、イタリアも徐々に押し返す。すると78分、ドイツの選手がペナルティエリア内でハンドを犯したとして、イタリアにPKのチャンスが与えられた。このPKをレオナルド・ボヌッチがしっかりと決めてイタリアが同点に追いつく。結局、その後はスコアが動かず延長戦にもつれ込んだ。しかし、延長戦でも決着がつかずPK戦にまで突入する。

 ドイツの守護神マヌエル・ノイアー、イタリアの守護神ジャンルイジ・ブッフォンといった、世界屈指のGK対決となった。先行はイタリアとなり、ロレンツォ・インシーニェがしっかりとPKを決める。対するドイツもしっかりと決める。

 イタリア2人目のキッカーはシモーネ・ザザとなったが、ゴール上に外してしまう。反対にドイツのトーマス・ミュラーはジャンルイジ・ブッフォンに止められてしまう。その後もお互いに成功と失敗を繰り返し、5人ずつ蹴ったが、それでも決着がつかず。

 8人目まで成功し、9人目となったイタリアのダルミアンはマヌエル・ノイアーに止められる。対するドイツはしっかりと決めて、9人目で決着がついた。今大会、3度目のPK戦となったドイツ対イタリアの試合は、ドイツがイタリアを下し準決勝進出を決めている。

【得点者】
65分 1-0 エジル(ドイツ)
78分 1-1 ボヌッチ(イタリア)

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!