リオネル・メッシとルイス・スアレス【写真:Getty Images】
アルゼンチン代表からの引退を表明したリオネル・メッシだが、バルセロナでチームメイトのルイス・スアレスは“心変わり”を期待しているようだ。
6月に開催されたコパ・アメリカの決勝で、アルゼンチンはチリにPK戦の末に敗れた。2014年W杯、昨年のコパ・アメリカに続く主要大会での準優勝となったアルゼンチンだが、この試合の直後にメッシは「僕の代表での役目は終わった」と発言して代表引退を宣言した。
代表ではメッシとはライバル関係となるスアレスだが、「僕はメッシが心変わりしてくれると確信している」と母国ウルグアイのラジオ局『Tenfield』に答えている。
「もし彼が決断したなら、それはフットボールの恥ずべきことだろう。でも、僕は彼が考え直して、心変わりしてくれることを確信しているよ」
チリとの決勝は2年連続となるPK戦にまでもつれ込む激闘となったが、1人目のキッカーを務めたメッシのキックは大きく枠を外れてしまった。試合終了後には涙を流す場面あったが、傷心のエースが再び代表に戻ってくることはないのだろうか。
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