勝つ可能性もあったと強調【写真:goal.com】
フィオレンティーナは8日、セリエA第15節でローマと対戦し、敵地で1-2と敗れた。だが、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督はチームが見事な戦いを見せたと強調している。
先制されながらもMFマヌエル・バルガスのゴールで同点としたフィオレンティーナは、後半立ち上がりにチャンスをつくったものの決めきれず。逆に追加点を許すと、終盤に退場者を出したローマを最後まで攻めたが、追いつくことはできなかった。
試合後、モンテッラ監督はイタリア『スカイ・スポーツ』で次のように話している。
「逆転するチャンスもあった。彼らはチャンスを生かし、我々は生かせなかったんだ。両チームともオープンに戦ったね。我々とローマの間にはそれほど明確な差がなかった」
「内容を考えれば、我々が勝つこともあり得たんだ。彼らが上回っていたときも、我々が上回っていたときもあった。ローマのプレーは効率的だ。スペースがあると破壊的だね。だが、勝つためにスペースを多少空けてしまうことはあり得る」
エースのFWジュゼッペ・ロッシが低調だったが、モンテッラ監督はこう続けている。
「決定的なプレーができないときもあるさ。でも、彼はまったく問題ないよ。フィオレンティーナはローマと同等に戦えることを示したんだ。敗北は悔しい。順位の上でも大事な試合だった。だが、チームの仕事ぶりを考えれば、我々は素晴らしいことをやったと言える。ローマと互角だったんだ」