EURO初出場でベスト8に進出したアイスランド代表【写真:Getty Images】
アイスランド代表は、現地時間7月3日に開催国フランスと対戦する。今大会のEUROで躍進を遂げているアイスランドだが、ヘイミル・ハルグリムソン監督が今大会について振り返った。スペイン紙『アス』が報じている。
これまでEUROやW杯といった国際大会への出場がなかったアイスランドだが、人口33万人の小国は初出場ながら決勝トーナメント1回戦でイングランドを破る金星を挙げてベスト8に進出した。
ラーシュ・ラーゲルベック監督と共同で指揮を執るハルグリムソン監督は、自らのチームをプレミアリーグで奇跡の優勝を遂げたレスター・シティと重ね合わせ、シンパシーを感じていると語った。
「私はレスターのような終わり方をしたいと思っている。彼らは彼らの強さでプレーした。私たちは私たちの強さでプレーしようとしている。両チームには同じスピリットがある。我々はお互いのために働いている」
イングランド戦では先制点を奪われながらも逆転勝ちに成功しているが、「イングランドは負けるべくして負けた。彼らは私たちのことを嘲笑うように見ていたけど、私たちには失うものはなかった」と自信があったと述べた。
ベスト8で対戦するフランスは地元サポーターからの大声援がある一方で、開催国として優勝が強く期待されている。
それでも、「フランス戦はリラックスしてベストを尽くせると思うよ。勝たなければいけないという世界からのプレッシャーはないからね。勝ちたいとは思うけど、絶対に勝利が求められているわけではない。これは大きな利点だ」と自信をのぞかせた。
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