今季までパリ・サンジェルマン（PSG）を率いていたローラン・ブラン氏が、次期イングランド代表監督の候補として浮上したようだ。29日に英紙『デイリー・ミラー』が報じている。

　イングランドはEURO2016の決勝トーナメント1回戦でアイスランド代表に1-2で敗れベスト16で敗退していた。試合後にチームを率いていたロイ・ホジソン監督が辞任を発表し、現在はイングランドサッカー協会（FA）が後任探しに動いている。

　同紙によると、PSGを退任したブラン氏が次期イングランド指揮官として候補に挙がっているとのこと。2013年からPSGを率いて、今季はリーグ4連覇を達成。ただ、チャンピオンズリーグ（CL）準々決勝で敗退していたこともあり、セビージャでヨーロッパリーグ（EL）3連覇を成し遂げたウナイ・エメリ監督を招聘している。

　現在、暫定監督として最有力とされているのがU-21イングランド代表を率いるギャレス・サウスゲート監督だ。また、アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督、自ら立候補したアラン・シアラー氏、ジェイミー・キャラガー氏が推薦しているアメリカ代表のユルゲン・クリンスマン監督などの名前も浮上している。FAはイングランド人監督に拘らない構えを示しており、今後の動向に注目が集まっている。

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