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豊川、手倉森監督の思いを代弁「託した人は”A代表を必ず目指せ”と言っていた」

text by 編集部 photo by Getty Images

豊川雄太
U-23日本代表の豊川雄太【写真:Getty Images】

 U-23日本代表は29日にホームでU-23南アフリカ代表と対戦。相手に先制されるも、中島翔哉などがゴールを決めて4-1の勝利をおさめた。豊川雄太はベンチスタートとなったが、59分に浅野拓磨との交代で途中出場を果たしている。

 今回、南アフリカ戦に出場したことについて豊川は「国内の合宿は全部怪我で辞退してきましたし、最後ラストやっと出れました。何かしらアピールして結果を残したかったですけど、それが残せなかったというのは本当に悔しい」と語り、十分な結果を残せなかったことを悔しがった。

 攻撃に関しては「監督には最初サイドでいくかって言われたんですけど、ちょっと相手のディフェンスも裏結構空いていたので、2トップで裏をバンバン狙いたいなと思って最初は行きますって言いました。なかなかいい形ができなかったですけど、クロスとかに入る感覚は持っていますので、そういうのは少し出せたのはよかったと思います」とコメントしている。

 また、チームを率いる手倉森監督について「テグさんもすごい悩むと思います。終わった後にロッカーで話しましたけど、18人しか行けないことについて、託す人、託される人についてなど…。”託した人はA代表を必ず目指せ”って言ってましたね。託される人は本当にみんなの思いを背負って戦うだけです。怪我で外れていた中で、テグさんが呼んでくれたので、とにかくアピールすることを意識しました」と語り、監督と会話したことを明かしている。

(取材:舩木渉【松本】)

【了】

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