代表引退を表明したクリスティアン・フクス【写真:Getty Images】
オーストリア代表の30歳DFクリスティアン・フクスが、EURO2016を最後に代表引退することを表明した。29日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。
EURO予選で9勝1分の成績を残し、1位突破したオーストリアはEURO本大会に臨んだ。しかし、初戦のハンガリー戦で敗戦を喫すると、続くポルトガル戦は引き分け、最後のアイスランド戦でも敗戦に終わりグループ4位で大会を去っていた。
同紙によると、フクスは今大会を最後に代表引退を表明したとのこと。2006年からオーストリア代表として活躍し、主将としてチームを引っ張ってきた。レスター・シティでは今季リーグ戦32試合に出場しプレミアリーグ優勝に貢献。クラブでは充実したシーズンを送っている。
フクスは「アイスランド戦は僕にとって最後の赤・白・赤を着た試合となった。僕は代表チームで過ごしてきた10年間を誇りに思っている。情熱を持って取り組んできたし、先ほども言ったように、とてもとても誇りに思ってきた」と語り、代表生活を振り返っている。今後はクラブでのプレーに専念し、プレミアリーグ連覇を目指して戦うことになる。
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